男性も知っておきたい、最新のスキンケア成分の解説

バスタイムの男性 スキンケア

男だけど、最近スキンケアが気になる…という男性諸氏のために、最近頻出のスキンケア成分などについてまとめてみた。

なぜって、広告などに当然のように出てくるけど、1つ1つ検索するのが面倒だったり、専門的なサイトに飛んでしまって解説が長すぎてわからん!ということもあるからだ。

スキンケアする男性

コラーゲン

コラーゲンは、真皮を形成する成分。その働きは、肌のみずみずしさ・弾力・柔らかい手触りなどを作り出す。若いときは真皮のコラーゲンの間にヒアルロン酸などが存在して水分を十分に蓄えてくれるため瑞々しい肌になるが、エイジングによってコラーゲンやヒアルロン酸は自然減少してしまう。そのため、ヒアルロン酸・コラーゲンを補充するスキンケアが人気。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は優れた保湿成分で、1グラムで6リットルもの水分を保持できるという。肌の肌の内部でうるおいや弾力性を維持し、シワ・たるみを改善をする働きをもつが、年齢の上昇に伴い減少してしまう。

そこでここ数年、このヒアルロン酸を配合した美容液や、マイクロニードル(針美容)で直接肌に届ける「貼るタイプ」が人気に。

セラミド

セラミドは、外部からの刺激に対して肌を守る成分。このセラミド不足により、肌のバリア機能が失われて肌荒れなどのトラブルが起き、肌のキメやうるおいが失われる。

ビタミンc誘導体

ビタミンc誘導体とは、ビタミンCが肌に浸透しやすくなるよう改良された成分のこと。

ビタミンCには様々な美容効果があると言われている(シワ・ハリの改善、シミやくすみの緩和、紫外線から肌を守る、皮脂の分泌を抑制、ニキビ改善など)。しかし他方で、物質として不安定で効果が持続しないため、より安定していてしかも浸透力が高い「ビタミンc誘導体」が開発されて人気の美容成分となった。

なお、成分表示状は「ビタミンC誘導体」とは表記されず、以下のように表示される。

L-アスコルビン酸2-グルコシド
リン酸アスコルビルナトリウム(VC-PNa)
リン酸アスコルビルマグネシウム(VC-PMg)
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)等

グリチルリチン酸ジカリウム

肌の炎症を鎮める有効成分。炎症を起こしてゴワついた肌を抗炎症効果で肌を落ちつかせキメを整え、健やかなコンディションのいい肌に。

ナイアシンアミド

シワについて一定の改善効果が認められた有効成分。また、美白効果も期待できる。

シワについては、コラーゲンの働きをサポートすることで、肌が折りたたまれた状態になって出来ているシワ(凹み)を押し上げることで、ほうれい線や目元・口元・額などのシワを改善。美白については、メラニンを抑制することで肌表面へシミとして浮き上がりにくくして予防する。

ヒト幹細胞培養液

ヒト幹細胞培養液は再生医療の分野で注目を浴びている成分で、スキンケアの効果としては、肌を基礎部分から蘇らせる働きが期待されている。

肌の幹細胞の数は年齢を重ねると減るため、細胞を再生・修復・増殖させる働きが衰えてしまうが、ヒト幹細胞培養液はそれを補うと考えられている。細胞を活性化するサイトカインや、細胞の増殖・分化を促進するグロースファクターが豊富に含まれており、肌の生まれ変わりを促す効果が期待されている。

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